全人類が読むべき良書 キャロル・S・ドゥエック『マインドセット「やればできる!」の研究』
こんにちは。
ツナマヨの読書記へようこそ。
コロナ休みのおかげで読書が進みます。
私はメンタリストDaiGoさんの動画が好きでよく見ます。
DaiGoさんは読書が非常に好きだそうで、動画を見るとわかりますが、すごいですよね。あの本だらけの部屋。うらやましいです。
私も将来あんな素敵な書斎を家に構えたいものです。^^
今回の本はそのDaiGoさんが動画内でご紹介していた本になります。
それではどうぞ。
第八回目『マインドセット「やればできる!」の研究』著者:キャロル・S・ドゥエック
上記のDaiGoさんの動画で紹介されていた内容になります。
人が成長できるできないが何で決まるのかという議論がこの本の内容になります。
著者のドゥエックさんが実験・調査を行った結果、何が人の成長に及ぼすかといいますと、、
- 人は努力によって自分の能力を伸ばすことができる
- 才能は先天的なものではなく努力によって後天的に得ることができる
といったことを信じているか、ということでした。
つまりはやればできる!を信じている人は成長できるし、やってもできない!と思っている人は成長できない。ということなのです。
マインドセットというのは、"物事の受け入れ方"や”心の持ちよう”です。
このような肯定的なマインドセット=しなやかマインドセット、否定的なマインドセット=硬直マインドセットを持っているかで、人の成長が決まってしまうのです。
なぜなのでしょうか。
しなやかマインドセットの人は自分が興味があることに対して、果敢に努力します。彼らにとって関心があることは、自分が成長できるかどうかなので他人から見て泥臭い努力も惜しまずできます。何なら努力を泥臭いなどと全然思いません。
しかし、一方で硬直マインドセットの人はやってもできない!才能は決まっている!と考えているので、努力しません。自分が今できる範囲でしか、物事を進めません。このような人たちは非常に評価を気にするそうです。そのため、できないかもしれないことに努力して挑戦して失敗することは、その時点で”できない人”のレッテルを貼られると考えるためそのような行動は避けます。失敗をリスクだと考えているのです。
これはあくまでそれぞれのマインドセットの一部です。
ほかにも様々なところにマインドセットの違いが現れると本書ではち密に語られています。
学校の成績だったり、ビジネス、子育て、コミュニケーションなどなど、、
どんな時でもしなやかマインドセットはうまくいく方向に物事を向けられます。
本書を読んで、私はややすべてにおいて硬直マインド気味だと感じました。
それは、家庭環境だったり、学校だったり、周りの環境でそうなったのだと思います。
しなやかマインドセットは素晴らしい考え方なのに、今現状このように人を育てる環境は日本に少ないのではないかと感じます。
社会全体がしなやかマインドセットになればいいのにと切に思いました。
そのためには今生きている大人がこの考え方を持って、新しい世代を正しく教育すべきだと思いました。
これは、読んだほうがいい本ではなく今人類が読むべき本だと思います。
読んでください!!!!